災害への備え、出来ていますか?
2020年2月9日 日曜日
みなさんこんにちは。
皆さんは災害に対する備えをしていますか?
大きな災害が起こった時のために、家族一員であるペットの備えもしておきましょう。
災害時は人と一緒にペットも避難することになると思いますが、
避難所に入れるのか?
避難所におけるペットの生活物資は手に入るのか?
など考えだすと心配なことばかりです。
大切な家族を守るため、今から準備を始めましょう。
住まいについて
いつもは安住の地である家の中を、より安全なものにしましょう。
人がいない時、ペットはケージの中でのお留守番、自由にしている、家庭により様々ですね。
小さな家電でもペットには大けが、命とりの原因となるかもしれませんので、人やペットが過ごす空間の対策をしましょう。
- ケージを直撃しそうな家具の固定
- キャスター付きの家具をロックする
- ガラスの飛散対策
- 戸棚の扉のストッパー対策
- 落下すると危険な置物はなくす
- 停電したときに熱中症になるリスクを検討する
- 屋外で飼育している場合は、危険なブロック塀はありませんか?
事前にお住まいの市町村のハザードマップやHPから避難経路、避難場所を確認しておきましょう。
ペット同伴での避難が可能かどうかもできたら確認しておくといいですね。
物品について
物品は「優先順位」を考えて準備しましょう。
健康や生命にかかわるもの、例えば服用中の薬や特別食を食べている場合はそのフードなどです。
- 薬
- 療法食
- フードや水
- キャリーバッグや洗濯ネット(猫ちゃん用)
- ケージ
- リード
- 首輪(迷子対策をしましょう)
- 排泄物処理袋
- ペットシーツ
- 食器
- ドライシャンプー
などです
他には、
他の場所や人、犬に慣れさせておくこと
ハウストレーニング
は普段の生活の中で実践しておくといいですね。
そうすることで、ワンちゃんが慣れない避難所で警戒心から威嚇したり吠えたりすることの無いようすることが重要です。
ハウストレーニングは保護施設でのストレスを軽減させることにつながります。
健康管理も重要です。
ノミ・マダニの対策は集団生活で周囲に迷惑をかけないためにも重要です
。
マイクロチップを装着しておくと、迷子になった時に飼い主をつきとめることが出来ます。
共助によって飼育用品を持ち寄ったり、避難所で協力して動物の世話をするなど、近所付き合いや地域コミュニケーションを図っておくことも大切な防災対策になります。
大切な家族を守るため、ぜひ、今から備えておきましょう。
(as 第29巻2号通巻325号 参照)